2018/09

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未来大 孫さん美しい形状を製品に

ボトル曲線を感性評価

すぐに特徴わかる形を研究
 
公立はこだて未来大学システム情報科学研究科所属の孫達榮(ソンダリョン)
さんは、「人は曲線のどのような要素を美しいと感じているのか」というこ
とを明らかにするため研究を行っている。この要素が明らかになれば、様々
な製品のデザインに応用できるという。



孫さんは、平成21年から「デザインの形状構成要素としての線の役割及び
可能性」に関する研究を行っている。 昨年は、身体から男女それぞれの特
徴的な曲線を抽出して、それらをコップの形状デザインに反映し、デザイン
に対する感性評価を行った。その結果、性別により好む形状が一部共通する
特徴を示したが、その解釈には大きな差が存在することを明らかになったと
いう。

孫さんは様々な形状のペットボトルを集めるため、他の学生に飲み終わった
ペットボトルを捨てずに寄付するように呼びかけ、約百個の異なる形状のペ
ットボトルを集めた。

この研究が進めば、様々な製品において、消費者は少しの視覚情報で製品の
種類を判別することが可能になるという。また製品開発において、今までデ
ザイナが多くの労力を費やしてきた形状のデザイン決定という工程が楽可能
性が見込める。今後の孫さんの研究に期待したい。 (星亮輔)