2018/05

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感性に訴える画面デザイン

ソフトウェアやウェブへの利用に期待

未来大・山内さん 魅力的な動作画面 傾向を分析 
近年、コンピューターの使い勝手が進化していく中、公立はこだて未来大学情
報アーキテクチャ学科4年の山内卓朗(23)さんは、既存のコンピューターの
操作画面を調査し、人が魅力を感じる画面動作の傾向を明らかにした。


実験結果をもとに、人が魅力を感じる動作画面をランキング付けした表

人間を中心に設計された使い易い情報機器が増えてきている。その中でも、山
内さんは、画面の中に表示されるGUI(グラフィカル・ユーザー・インタフェ
ース)の魅力を研究している。GUIは、主にコンピューターの画面上に表示さ
れた擬似的なボタンなどのことを指す。GUIが普及したことで、人は使い方を
教わらなくても簡単に操作できることが多くなった。また、近頃は「動くGUI」
が増えてきている。山内さんは、使用者が楽しいと感じる画面の動きを統計的
に分析し、魅力的な画面動作の傾向を明らかにした。


山内卓朗さん

山内さんは、米アップル社が販売しているマッキントッシュというコンピュー
ターを被験者に使わせ、その中で動くソフトウェア(ウェブページ含む)のGUI
が人に与える印象を調査した。その結果、人が楽しいと感じる動きには法則が
あることを発見。人が魅力を感じる動きには、自然界の動きを取り入れたもの
が多い。例えば「水の波紋が広がる動き」や「風船が膨れたり割れたりする動
き」、「水が吸い込まれる動き」、「加速度的な動き」などであることを知っ
た。山内さんは、分析において、思いも寄らない傾向が現れたときに研究の喜
びを感じると話す

山内さんは、昨年1年間、同大の授業の中で、人に応じて表示する情報を変化
させるデジタル広告の開発を行っていた。その時から、人が魅力的に感じるソ
フトウェアの動きに興味を持った。

山内さんは将来、誰でも簡単に魅力的なGUIをデザインできるようなツールを
開発するのが夢だと語る。今後は、ソフトウェアやウェブ開発への利用が期
待される。(土谷幹)